厚労省パワハラ防止対策検討会報告書で、感情をコントロールする手法を学ぶ研修の有効性確認。

2018年3月30日厚生労働省は「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」(座長:佐藤博樹中央大学大学院戦略経営研究科教授)の取りまとめた報告書を公表しました。
これによると、パワーハラスメントの発生の要因とこれを解消するために望ましい取組の例が紹介され、「労働者個人の要因としては、感情をコントロールする能力やコミュニケーション能力の不足等があることが指摘されたことから、感情をコントロールする手法についての研修、コミュニケーションスキルアップについての研修、マネジメントや指導についての研修等の実施」等により、労働者の感情をコントロールする能力、コミュニケーションを円滑に進める能力等の向上を図ることも有効であると考えられると記載されました。

講師をしてきて実感はありましたが、あらためて アンガーマネジメントやアンガーマネジメントをベースにした叱り方研修を導入する企業・団体様が増えそうですね。

【参考:職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会とは】
「働き方改革実行計画」(平成29年3月28日働き方改革実現会議決定)において、「職場のパワーハラスメント防止を強化するため、政府は労使関係者を交えた場で対策の検討を行う」とされたことを踏まえ、実効性のある職場のパワーハラスメント防止対策について検討するため、平成29年5月から10回にわたり開催されたもの。
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会の安藤代表理事が委員として参加。

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